給湯器の交換ってどのくらい値段なの?費用相場を徹底解説!

最近給湯器の調子がイマイチ…
「お湯がぬるくなってきたような気がするし、大きな音がする…」という状態です。
このような場合、給湯器交換のタイミングかもしれません。
交換をする場合、気になるのは『お値段』です。費用は商品選びの中でも大事な部分であり、決して安い買い物ではありません。
選定商品や設置場所、工事内容によって、値段は変わってきます。
今回は、戸建てとマンションごとに、費用相場を解説します。
この記事を読んで、給湯器の適正な値段を把握して、上手にお買い物をしましょう!
給湯器の費用相場はいくら?

給湯器の費用は、主に「機能」「号数(お湯を出す能力)」「設置状況」という要素が大きく影響します。
機能…給湯専用、追い焚き機能付きオートタイプなどの給湯器の持つ性能によって金額が変動します。
号数…1分間でお湯を作ることができる能力の事をいいます。数字が大きいほど能力は高くなります。
設置状況…壁にかかっているものや、床においてある物などをいいます。
これらを踏まえて次の段落から細かい費用相場を解説してまいります。
マンション用給湯器の価格・費用相場

マンションなどに設置されている給湯器には、機能や設置場所によっていくつかのタイプがあり、ある程度価格を検討することができます。
ベランダなどの外壁にかかっているタイプの給湯器
ベランダやテラスなどの外の部分に設置されている給湯器の費用相場は以下の通りです。

76,000円~120,000円
追い焚き付きオートタイプ130,000円~170,000円
追い焚き付きフルオートタイプ140,000円~190,000円
ecoジョーズオートタイプ150,000円~200,000円
ecoジョーズフルオートタイプ180,000円~240,000円
玄関脇のパイプシャフトに設置されているタイプの給湯器
玄関脇にあるガスメーターや配管などが収納されているパイプシャフトの部分に給湯器が設置されているタイプの給湯器の費用相場は以下の通りです。

82,000円~120,000円
追い焚き付きオートタイプ130,000円~180,000円
追い焚き付きフルオートタイプ145,000円~190,000円
ecoジョーズオートタイプ220,000円~320,000円
ecoジョーズフルオートタイプ240,000円~320,000円
Answer 通常の給湯器よりも効率的にお湯を沸かすことができる機種の事です。
一般的なガス給湯器は、給湯器内部に水の通る排水管をガスの力を利用して温めている器具のことを言います。
配管内を温めるために通常の給湯器は排気熱というものが生じてしまいますがecoジョーズではこの排気熱を再度使用することでお湯をより効率的に生成する給湯器の事をいいます。
通常の給湯器と比べて本体器具の金額は上がってしまいますが、ランニングコストは通常の給湯器よりも遥かに抑えることができる仕様となっています。
戸建て用給湯器の価格・費用相場

戸建ての給湯器は、マンションなどとは異なり設置されている給湯器の種類にバリエーションがあります。
今回は戸建ての物件で特に多い、壁掛けタイプ、据え置きタイプ、浴室隣接タイプの3種類の費用相場を解説いたします。
外壁に設置されるタイプの給湯器
外の部分に設置される給湯器の費用相場は以下のとおりです。

76,000円~120,000円
追い焚き付きオートタイプ130,000円~170,000円
追い焚き付きフルオートタイプ140,000円~190,000円
ecoジョーズオートタイプ150,000円~200,000円
ecoジョーズフルオートタイプ180,000円~240,000円
外壁傍に設置されている据え置きされているタイプの給湯器
屋外の床に据え置きされている給湯器の費用相場は以下のとおりです。

95,000円~160,000円
追い焚き付きオートタイプ145,000円~210,000円
追い焚き付きフルオートタイプ160,000円~230,000円
ecoジョーズオートタイプ170,000円~210,000円
ecoジョーズフルオートタイプ180,000円~250,000円
浴室に隣接する屋外に設置するタイプの給湯器
浴室に隣接する屋外の床に設置される給湯器の費用相場は以下のとおりです。

190,000円~210,000円
ecoジョーズフルオートタイプ210,000円~230,000円
給湯器をパッと見ただけでは分からない据え置き型給湯器と浴室隣接型給湯器ですが、見分ける簡単ポイントもあります!
- ①給湯器の背面からも配管が出ているもの
- ②浴槽の穴が2つあるもの
- ③お風呂場の外壁に設置されている
以上3点を満たす給湯器は浴室隣接タイプの給湯器と言えます。ご自身の給湯器がどちらかわからないときは参考にしてください
給湯暖房熱源機の価格・費用相場

床暖房機能が付いた給湯器は一般的に「給湯暖房熱源機」と呼ばれます。このタイプは優れた機能を持っているため、通常の給湯器よりも価格が高くなる傾向があります。
給湯暖房熱源機の費用相場は以下の通りです。
給湯暖房熱源機
追い焚き付きオートタイプ220,000円~240,000円
追い焚き付きフルオートタイプ230,000円~260,000円
ecoジョーズオートタイプ250,000円~260,000円
ecoジョーズフルオートタイプ260,000円~270,000円
交換費用を少しでも安く抑えるには?

給湯器の交換費用は、メーカーや機種、設置場所、工事内容によって大きく異なります。
一般的には、交換工事費用と機器代金がかかります。
交換工事費用は、設置場所や既存の給湯器の状態によって異なりますが、配管工事や排水管の交換が必要な場合は費用が高くなります。
また、機器代金はメーカーや機種によって異なりますが、高級なものほど費用が高くなります。
交換費用を少しでも抑えるためには、複数の業者に見積もりを依頼し、比較検討することが大切です。
また、季節やキャンペーン期間中に交換を行うと割引が受けられることもあります。
しかし、安い業者を選びすぎると工事のクオリティが低くなる可能性もあるため、業者選びは慎重に行うようにしましょう。
交換費用が上がるケースとして、以下のようなものがあります。
・配管カバーが必要なケース(配管そのものを隠すことで損傷を防ぐことも可能ですが、その分の費用がかかります)
・排気カバーが必要なケース(排気口の傍に隣家の窓や通行の多い道路などが面している場合、排気が直接出ないように変更する部材が必要になります)
・給湯器が高所に設置されているケース(はしごなどを使用する場合は、高所という判断がされます)
・設置場所や設置する給湯器の機能を変更する場合(ガスの配管工事が必要になることが多いので、その分の費用がかかります)
交換のほうが良いの?修理のほうがいいの?

給湯器を交換するか修理するか迷った場合は、まず現在使用している給湯器がどの程度古くなっているかを確認しましょう。
給湯器の寿命は一般的に10年程度であり、それ以上経過している場合は部品の製造が終了している場合があり、修理ができないケースもあります。そのため、交換を検討することが推奨されます。
修理する場合は、故障内容によって費用が大きく異なります。
軽微な故障であれば部品交換で済む場合があり、修理費用が安く抑えられることがあります。
しかし、給湯器本体に問題がある場合や、故障箇所が複数ある場合は修理費用が高額になることがあります。
特に年数が古い場合は、交換箇所が多くなったり、給湯器の根本部分が故障している場合が多く、修理可能でも交換時よりも費用が大幅に上がってしまうことがあります。
給湯器の交換か修理か迷った場合は、給湯器の寿命や故障内容、新規購入費用や取り付け工事費用などを総合的に考慮して判断することが重要です。
まとめ

今回は給湯器の費用相場について説明いたしました。
給湯器の価格は設置されている種類や号数、設置状況によって異なりますので、必ずしも提示した価格内に収まるとは限りません。
しかし、ある程度の価格の幅を把握しておくことで、見積もり依頼時に適正な価格であるかを確認することができます。
もちろん高すぎる場合は避けたいところですが、相場よりも安すぎる場合は該当の給湯器業者が信頼できる業者なのかを確認したほうが良いでしょう。
株式会社トーセキは創業60年以上の企業であり、地域に根差した経営を行ってきました。
交換実績は累計30,000台以上あり、皆様に安心して工事を行っていただけます。
また、見積もり作成まで無料で行っておりますので、修理か交換かで迷われた際でもお気軽にお問い合わせください。
ガス給湯器の在庫確認や、交換工事の金額などお気軽にお問合せください!
